野球

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◆10代  野球選手
主訴「ボールを投げると肘内側に痛みが現れる」
 投球時、特にボールが手から離れるリリース時に痛みが出現する。
リリース時の痛みは様々な要因が考えられるが、このケースは段階を踏んで治療が必要であった。はじめに内側の組織と肘を曲げる筋肉へアプローチを行い、軽くキャッチボールできる頃には、痛みの出る場所に変化があり、肘周辺の痛みに変わり、肘を伸ばす筋肉にアプローチすることで改善された。その後、全力投球も可能になったが全力投球後に肘に痛みが現れる。投球前後のストレッチ・アイシングをすることで軽快。
◇コメント
 オーバーユースやフォームが原因になるケースが多いので痛みの出る前に一度練習方法も気にしてみると予防の面でも良いかもしれません。

◆10代半ば 男性
主訴「投球すると痛む」
 野球でボールを投げると痛む。棘下筋など肩周辺筋肉を緩めることで痛みが軽減され、その後フォーム矯正により痛みの改善を確認できた。
◇コメント
 ボールを投げる動作はどうしても前かがみ動作になりがちです。そうなると正常な肩の運動ができなくなります。特にインナーマッスルといわれる回旋肩板に硬さが出易くなります。回旋肩板のトレーニングができると強い肩を作ることができるでしょう。